離れなれない銀河「触角銀河」とは?名前の由来や将来どうなるか?画像など! [触角銀河(アンテナ銀河)]
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離れなれない銀河「触角銀河」とは 名前の由来や
将来どうなるか 画像などについての記事です。
NASAのハッブル宇宙望遠鏡で
撮影された
触角銀河の画像を
欧州南天天文台
(European Southern Observatory)ESO
が公開しました。
まあ触角銀河といっても
私はもちろん、
皆さんも知らない方が多いと
思いますので
今回は触角銀河について
調べてみました。
・触角銀河について
触角銀河はアンテナ銀河とも
呼ばれている銀河で
1785年にドイツの天文学者
ウィリアム・ハーシェルによって
発見されました。
南天にある星座「からす座」の方向
地球から約6,300万光年
離れた場所に存在していて、
NGC4038とNGC4039という
2つの渦巻き状の銀河が衝突して
できた銀河です。
触角銀河という名前は
2つの渦巻き状の銀河が衝突した際に
発生した星間のガスや塵、恒星が、
2本の長い触角のような様子に
見えたことから
触角銀河と呼ばれるように
なりました。
また、衝突した際にできた星が
集まって生まれた星団は
約1000個以上あるとのことです。
将来は4億年以内に
触角銀河の中心部は互いに衝突して
周囲に存在する星間のガスや塵
恒星などを取り巻く1つの核に
なると考えられています。
そして、約10億年後に
銀河全体が普通の銀河の姿
に見えるようになるそうです。
私たちの太陽系がある銀河系も
50億年後、アンドロメダ銀河と
衝突する可能性があり
銀河と銀河が衝突するのは
銀河の大きさや
銀河と銀河の間の距離を考えると
それほど珍しいことでは
ないそうです。
今回の触角銀河は衝突した結果
まだ過程ですが、最終的には
大きな1つの銀河になるでしょう。
また、衝突したら必ず1つの
銀河になるわけではなく
衝突する速度や角度
銀河の質量によって
結果は変わってきます。
一方の銀河にガスをはぎ取られる
だけで終わったり
スターバースト(爆発的星形成)
という衝突した結果、銀河に存在するガスが
急激に圧縮されることによって
たくさんの星が形成される
現象が見られたりします。
今回は触角銀河について
書かせていただきました。
私たち人間の寿命は
生物学上、せいぜい120年前後なのに
銀河が衝突、合体するのが
10億年後、50億年後なんてことを
いわれると
なんてスケールのデカい話なんだと、
そう思いました。
おそらくは触角銀河が最終的に
どうなるのか
結果を知ることはできませんが
なにかしらのロマンを
感じさせてくれる触角銀河、
素晴らしいですね。
以上、
離れなれない銀河「触角銀河」とは 名前の由来や
将来どうなるか 画像などについての記事でした。
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