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ベテルギウスの超新星爆発によるガンマ線バーストにより人類滅亡?画像など! [ベテルギウス]

ベテルギウスの超新星爆発によるガンマ線バーストにより人類滅亡?
画像などについての記事です。



今インターネット上で
ベテルギウスの超新星爆発が
話題になっていますが、


この超新星爆発によって
ガンマ線バーストが起きて


人類が滅亡してしまうという
噂が流れています。


なので今回は
ベテルギウスについてと
この噂が真実かデマか、


徹底的に調べていきたいと
思います。


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ベテルギウスは
オリオン座のα星です。


(オリオン座で一番
 輝いている星ということです)


質量は太陽の20倍
距離は約642光年
直径は太陽の1000倍ほどで


明るさは太陽の140000倍であり
ベテルギウスは
赤色超巨星といわれています。




冬の脈動型半規則変光星のなかでは
肉眼で見ることができる
変光星の1つです。


そして、ベテルギウスは恒星の最後を
迎えつつある星でもあるため


収縮したり膨張したり、
明るさも一定せず
不安定な状態が続いています。




ベテルギウスという名前は
巨人(オリオン)のわきの下という
意味で


アラビア語の
イブト・アル・ジャウザー
からきています。


しかし、元々は
白い帯をした羊のわきの下という
意味だったそうです。


starchart_myth.png


・超新星爆発について

そもそも、超新星爆発というのは
ベテルギウスのような大きな質量を
持った恒星が、


一生の最後に起こす爆発のことを
いいます。


いつ起こるかというと
ベテルギウスの超新星爆発は
100万年以内に起こると
いわれています。


しかし、100万年以内なので
もしかしたら明日超新星爆発が
起こってしまうかもしれませんね。


ちなみに、割合でいうと
40年に一度、この超新星爆発は
起こっているそうです。




もし超新星爆発が起こったら
徐々に膨らんできて


2時間後に太陽を除いて
全天一明るい恒星
シリウスと同じくらいの明るさになり


3時間後には、半月の明るさ
と変わらないほど明るくなります。


betelgeuse_3.jpg


そして、もし超新星爆発が起こった際の
地球への影響はほぼないに等しいようです。


なぜかというと、まず
地球とベテルギウスが
離れすぎているためです。


地球とベテルギウスの距離が
先程もいったように
642光年もあるので


どんなにがんばっても
オゾン層に少し傷をつける
くらいになると思われます。





そして、ネット上で騒がれている
ガンマ線バーストによって


人類が滅亡するとか
なんとかいっていますが
それの可能性もないようです。


それは、まず放射線の照準が
こちらを向いていないことです。


もし、照準がこちらに向いたとしても
たいした影響は出ないとのことです。




また、ガンマ線バーストというのは
20秒ほど、強烈なガンマ線(電磁波)が
天空から降り注ぐ現象で


このガンマ線バーストを
起こせるのが


太陽の質量の30倍から40倍以上の
質量を持った恒星が起こす超新星爆発
極超新星)といわれていて


この極超新星があって
初めてガンマ線バーストと関係性が
あるといえます


ベテルギウスは太陽の質量の
20倍程度であるため


ガンマ線バーストは
起こせない、起こせたとしても


たいした規模にはならないと
思われます。



以上、
ベテルギウスの超新星爆発によるガンマ線バーストにより人類滅亡?
画像などについての記事でした。

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